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保護犬の存在

2022-03-18 [記事URL]

日頃、Rureeでお迎えするワンちゃん達は皆んな皆んなその表情から、とっても愛されてるなぁ〜と感じてこちらまで幸せな気持ちになります。
そんな中、里親さんとして保護犬をご家族に迎え入れ、一緒にご来店下さるお客様がたくさんいらっしゃいます。
当然の事ながら、保護されるまでの境遇はどの子も様々で、それまでどんな風に生きてきたのかわからない子も。
それでも根気よく全力でその子と向き合い、
時間をかけて家族になってゆく… 。

お話を伺うと、
子犬の頃から育てる日々とは違ったご苦労が
ありながらも、どなたもが懸命にその子の事を理解してあげたい❗️という強い想いが伝わってきて、２回…３回、５回…６回と、ご来店されるごとに
ワンちゃんの表情がどんどん変わっていくのです。
穏やかに、、そしてやがて笑顔も見せてくれるように。
そんな変化を目の当たりにすると、
皆んな皆んな素敵なご家族と巡り会えて
本当によかった〜〜❗️と思うと同時に
ご家族とワンちゃんの、お互いを知ろう
信じようとしてきた濃い時間が感じられ、
胸がジーンと熱くなります。
そんな幸せのお裾分けをして頂けて
感謝です。

今は三代目ワンコと過ごしている我が家ですが、保護犬が笑顔になるまでの道は容易でない事もあるとの覚悟も持ち、皆さんのように
将来保護犬を迎えられたらいいなぁと考える日々です。

大切な家族 ②

2022-02-14 [記事URL]

今回は心の準備もないまま、突然我が家に迎え入れたジャックラッセルテリアのＪ(ジェイ)との生活についてお話しします。
私は子供の頃に犬を飼っていた経験はあったので、小さな子犬を迎えても何とかなるだろうと小さな自信はありました。
Ｊは生後約2か月で我が家に来ました。本当に小さくてガリガリなパピーちゃん♡
お食事のことだったり、トイレトレーニングだったり、はじめは全てが新鮮で、大変ながらも楽しくワンコ生活をスタートしました。
予防接種も終え、お散歩にも行けるようになり少しずつJとの生活に慣れてきました。
ただ、お散歩中に自転車やスケボーに怖がり、また小さい子どもや散歩をしている他の犬達が近づいてくるとものすごい勢いで吠えるＪ。。。
まだ小さい子犬だから仕方がないのかと思いながら日々を過ごしていました。
そして、ある日…
Ｊが寝ている時に、敷いてあるタオルを直してあげようとした瞬間物凄い勢いで手に噛みついてきました。
仔犬とはいえかなり本気で噛みついてきたので驚きと共に怖さも感じました。
その後も遊んでいた靴下を取ろうとした時や、下に落とした食べ物を取ろうとした時など、不意な動作に突然反応して噛みつく。。。
噛まれて病院に行くこともありました。
ジャックラッセルテリアはお散歩大好き‼️よく走るし子犬とはいえとても力が強い。
そしてＪのように吠えたり、突発的に噛むとなると、とても心配で子供達だけではお散歩には行かせられません。
とにかく色々と調べて、相談して噛ませないようにするにはどうしたらいいのか考える日々でした。
Ｊと楽しく生活していくために、家族皆んなでこの問題に向き合い考えていきました。
失敗を繰り返しながら、Ｊに噛ませないように注意をする。
そうして時を重ね、Ｊも少しずつ感情のコントロールができるようになり、噛みつくことがなくなってきました。
今でもスケボーのお兄さんには吠えます🛹苦手なワンちゃん、急に走ってくる子どもにも吠えてしまいますが、吠えても動じず上手く手綱を引くことを学びました。
Ｊとの生活も7年になります。
家族もＪを全力で守り、今ではＪも家族を全力で守ってくれている気がします。
お互いが大切な家族として信頼関係を築くことができたのだと思います。
本当に皆んなでよく頑張りました。
最近TVでよく流れているCMです。
「その一目惚れ迷惑です。命を衝動買いしていませんか？考えましょう命の大切さを…」
安易に衝動買いして飼育放棄する人が増えているそうです。
我が家も安易に迎え入れたと思います。
しかしどんな問題があっても手放す選択はありませんでした。
家族として迎え入れる以上、どんなことがあっても最後まで責任を取るべきです。
どんなことがあっても、しっかり人間と犬とが向き合えば気持ちは伝わると思います。
Ｊとの出会いは運命で、これからも家族で楽しく過ごせるように、責任を持って共に生活していきます。
本当に大切な家族だから。